庄原市東城町にある牧場へ出向き、畜産（和牛の肥育）を体験させていただきました。

農作業の内容は、おもに、エサやりや牛舎の清掃などで、想像していたものに近かったのですが、実際に200頭近くの和牛を管理し、世話をすることは、想像以上にきついと感じました。体力的には重労働が多く、和牛の健康状態への気配り面なども神経をつかい、精神的にもきつい仕事であると感じました。

また、肥育は、ただ単純に大きく育てるために飼料をやり続けるのではなく、飼料の配合割合や年齢に応じたエサの選定など、上質な肉を作るためにさまざまな工夫や気配りが行なわれていることを知りました。

農作業以外においては、東城町は長閉な環境で、とても住み心地がいいと感じました。受入農家の方々にも大変親切にしていただき、楽しく快適に生活することができました。また行ってみたいと思います。

今回の体験を通じて、農業のよさを感じることが出来ましたが、それらは、全体のほんの一部に過ぎず、実際に農業で生計をたてていくことは容易ではないであろうということを感じました。
動植物を相手にすることは難しく、天候にも大きく左右されることから、専業農家の厳しさを感じられたと思います。

今後、どのような形か分かりませんが、農業および農家の方々と係る仕事が出来ればと思います。
またグリーンツーリズムのような機会があれば是非参加したいと思います。