R・Yさん
このたび、第20回グリーンツーリズム34で、肥育農家へ行かせていただきました。普段、なかなか体験することができないこともあり、肥育業を選びました。
3日間はあいにくの天気で、あまり、多くの経験をすることが出来ませんでしたが、受入盟友の農家さんと、肥育の現状などについて話をさせてもらいました。今のままでは、担い手が現れないと改めて感じることとなりました。
38頭の牛を飼育していらっしゃいましたが、飼料米などの肥育業とは別の収入でなんとかやっていける状況であり、戸別所得補償制度のおかげで、成り立っている生活でもあった。
今後の財源がどうなるかわからない、制度に対し、すごく不安を感じていらっしゃいました。担い手としてゼロから新しく始めるとしても、初期投資が莫大にかかる肥育業では難しさを感じました。新しく肥育業を始めやすく出来る制度や補償などが必要になることはまちがいないと思いました。
そんな中、農家さんは放棄地をうまく借り、放牧を行なっていらっしゃいました。草刈から始まり、牧草の種を蒔き、牛を放牧できる環境をいらっしゃいました。放棄地の有効利用にもなり、一石二鳥となっており、手がかかるかもしれないが、今後も続けてもらいたいという思いになりました。
38頭いる牛を相手に実際に作業をしてみると、ごく一部の作業しかしていないが、すごい手間がかかることが分かりました。
飼料だけでもいろいろな種類があり、間違えないように適量を与えることや、掃除など、とても農家さん夫婦でやっているとは思えない内容でした。